どんな夫婦にもセックスレスの危機はあるもの

家庭内別居の解消のための考え方として

家庭内別居となる大きな原因の一つがセックスレス夫婦である、
と言うことは、これまでも何度もお話してきましたが、

ではセックスレスになる、他愛もないきっかけについて、
今日はお話したいと思います。

男性（夫）は、女性（妻）をセックスに誘う時は、
下手（したて）に出ることが多いですね。

男性にしても、断られないように静かに誘いますが、
ところがたまたま妻の体調が思わしくなく、

「今日は疲れて体調が悪い」とか「今日はずっと頭が痛くて」
などと一蹴されてしまうと、夫の不満が募り出し、

やがてそれが重なったりすると遂に爆発してしまうのです。
そして「もう二度とあいつを誘ったりしない！」

と意固地になってセックスレスになって行くと言う、
ちょっと情けないことが原因に挙げられるのです。

「オレが誘ってるのにまた断りやがって！
こんな女と今後セックスなんてしたくない！」

と夫は腹を立て、妻は妻で、

「うちの旦那は自分の事しか考えてない！
私の事なんかちっとも心配なんかしてくれない！」

と背中を向けてしまう・・

これはもうお互いの理解の欠如でしかありません。
夫婦ですからやはりお互いに思いやりを持つべきです。

と言うのもこのケースの話だけを聞いていると、
夫だけが自分勝手なようにも思えますが、

決してそうではなく、夫は妻の体調を思いやるべきですし、
妻は夫の心情を察し、今度またね、と優しく言葉を

投げかけてやっていれば、突然セックスレス夫婦になど、
ならないはずです。

つまりこれはお互いの理解の欠如が招いている状況だある、
と言うことを認識したいものです。

相手を否定ばかりするのではなく、お互いに自分の否を認め、
お互いの気持ちを尊重し合わないためにいつしか、

家庭内別居となって、解消することなく最悪”離婚”
となるのです。

セックスレスはそう言う意味でも、思っている以上に、
重要な問題なのです。

まさに「たかがセックス、されどセックス」なのです。
セックスレスは、二人の関係をよりギクシャクしたものにし、

さらに浮気や不倫と言った問題を引き起こし、
最終的には離婚に至ってしまうとても深刻な問題です。

結婚生活が長くなると、どなたでもこういったセックスレスの、
リスクは出てくるものです。

つまり、仲の良い夫婦であっても誰しもがセックスレスに、
陥ってしまう可能性があるのです。

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