近年「性嫌悪症(セックス拒否症または恐怖症)」
の方が、増加傾向にあるようです。
セックスそのものが嫌なのですら、
当然セックスレスになるわけですね。
今日は「性嫌悪症(セックス拒否症)」について、
チャック法や治療法をお伝えします。
性嫌悪症(セックス拒否症)とは
性嫌悪症(セックス拒否症)は「セックス恐怖症」
FSDとも呼ばれます。
これは文字通り性行為そのものに対して、
強い嫌悪を抱く症状を指します。
重症化するとセックスの行為だけでなく、
異性に触れるだけでが気持ちが悪い、
と感じてしまうそうです。
性嫌悪症(セックス拒否症)FSDの原因とは
性嫌悪症(セックス拒否症)は女性に多い症状ですが、
近年では男性の性嫌悪症(セックス拒否症)も、
増加しているそうです。
こういった症状が出る原因の多くが、
過去のトラウマ(レイプや性的暴力など)
によって発症すると言われています。
また肉体的なコンプレックスが酷い場合も、
同じように性嫌悪症(セックス拒否症)に、
陥るケースもあるようです。
また重症でない場合は普通に、
異性を好きになる…
つまり恋愛感情は存在しますので、
それが災いとなって、
セックスが出来ないことで相手に不満を抱かせてしまい、
恋愛関係が破綻してしまうのですね。
性嫌悪症(セックス拒否症)のチェック法
ではここであなたの性嫌悪症(セックス拒否症)を、
チェックしてみましょう。
以下の項目で当てはまるものがいくつあるか、
カウントしてみてください。
1、異性の体には興味がなく見るのも嫌だ。
2、異性の性器は見るのも嫌だ。
3、異性の性器は見れるが触るのは嫌だ。
4、キスは唇が触れ合うだけでも嫌だ。
5、キスは軽いものなら良いが舌を絡ませるのは嫌だ。
6、異性と手をつなぐのも嫌だ。
7、セックスそのものに恐怖感を覚える。
8、セックスの最中に吐き気や寒気を覚える。
9、異性に恋愛感情は持てるがセックスは嫌だ。
10、異性に恋愛感情も持てない。
いかかでしょうか?
このチェック項目にいくつ当てはまりましたか?
1~3=軽度の性嫌悪症(セックス拒否症)
4~6=中度の性嫌悪症(セックス拒否症)
7以上=重度の性嫌悪症(セックス拒否症)
性嫌悪症(セックス拒否症)の治療法
性嫌悪症(セックス拒否症)が軽度でしたら、
パートナーとよく話し合って、
少しずつ改善させていくこともできます。
軽いキスや手をつなぐなど自然なスキンシップから、
治療することも方法です。
大切なことはパートナーが性嫌悪症(セックス拒否症)を、
「心の病」として受け入れてあげることです。
高所恐怖症や閉所恐怖症のように、
苦手なものは誰にでもありますから、
パートナーを責めるのではなく、
最初に「心の病」として受け入れてあげてから、
心を開いてよく話し合ってみることです。
しかし中度以上になった場合はやはり、
FSDの専門科がある病院に行くことをお勧めします。
「セックスが嫌い!!」あるいは「性行為は怖い!!」
この気持ちが前面に出るようなら、
決して自分を卑下することなく専門医から、
カウンセリングを受けてみてください。
セックス関連の症例が得意なメンタルクリニックを、
探してみましょう。
このテーマのまとめ
日本家族計画協会が2年ごとに行なっている調査では、
1ヶ月以内に性交渉がなかった夫婦の割合が、
31.9%(2004年)34.6%(2006年)
36.5%(2008年)40.8%(2010年)
41.3%(2012年)
と着実に増加しているそうです。
セックスレス夫婦となる原因はさまざまですが、
お話した性嫌悪症(セックス拒否症)の場合は、
心が原因となる場合が多いですから、
ぜひ積極的に専門医をお訪ねください。
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