「いつからセックスレスになったのですか?」
とご質問すると、ほとんどの場合明確な答えができず、
「いつの間にかセックスレスに…」とお話される人が、
多くなっています。
いつの間にかセックスレスカップル急増…その原因とは?
これまでも何度もご説明したように、
セックスレスとはその期間が長くなればなるほど、
解決することが難しくなってきます。
そしていつしか夫婦関係までもがが悪化してしまいます。
また一般的にはお互いがセックスレス関係になろうと思って、
なっていくのではなく、
いわゆる「いつの間にかセックスレス夫婦」となる場合が、
圧倒的に多いのです。
つまりふと気づけば何か月もセックスをしていない…
そんな状態になっていることが往々にしてあります。
そうならないためには早めの対策が必要になってきます。
セックスレスになる年代とタイミング
結婚あるいは一緒に暮らし始めたカップルが、
・セックスレスになる確率…8%
・結婚から3年経過…16%
・出産以降…42%
また年代別で行きますと、
・30代以降…21%
・40代以降…46%
・50代以降…73%
これでわかることは年代別のデータはともかく、
出産以降にセックスレスになるカップルが急増する、
ということですね。
つまり子どもが生まれて数ヵ月から1年程度は、
子育てに忙しく翻弄されていますが、
ふと気付けば、夫とセックスレスになっていた…
こういったセックスレスカップルが多いと言うことですね。
子育てに夢中な時期はセックスの回数が減ってしまっても、
それほど気にならないものですが、
問題はいつ元に戻せるか?ということです。
いつの間にかセックスレスにならないために
セックスレスは、
「放っておけばおくほど根っこ(原因)が見えなくなり、
あとになればなるほど取り返しがつかなくなる」
と言うことです。
そう言う意味でも、
「最近うちはセックスレスになっている?」と気づいた時こそが、
セックスレス対策の始めどきということをご理解ください。
子育てが一段落する30代から40代になって、
完全なセックスレス状態に陥っていたと気づいても、
それでは時すでに遅し…
というカップルが大変多いのも事実なのです。
「うちは大丈夫!」と思っている人でも、
「いつの間にかレス夫婦」にならないように、
30代以降は対策を考えておいた方が良いですよ。
いつの間にかセックスレスの女性は性欲減退が原因
セックスレスになる大きな原因として、
「性欲の減退」が挙げられます。
性欲を回復させる大きなポイントとして、
まず以下の点を改善するようにしましょう。
飲酒をすると女性の体内には男性ホルモンと呼ばれる、
テストステロンが増加します。
体内にこのテストステロンが体内で増加すると、
性欲アップにつながります。
欧米諸国などは性欲を高める治療法として、
体内にテストステロンを補充する治療が行われています。
◆ストレスを溜めこまないこと
ストレスホルモンともいわれるコルチゾールと言う、
悪性ホルモンがありますが、
コルチゾールの値が上昇して一定のレベルを超えてしまうと、
女性の場合オーガズムをまったく感じないという、
驚くべき研究結果が報告されています。
つまりコルチゾールの分泌量が増加すると、
女性の場合は快感を覚えにくくなり、
オーガズムまでもが感じにくくなります。
オーガズムの敵であるこのストレスを発散できれば、
性欲が一気に湧いてきますしセックスに対する意欲が、
ドンドン高まることにもなります。
◆良質の睡眠をとること
一般的にも知らていますが睡眠不足はさまざまな弊害を生み出します。
当然性欲の減退にもつながってきます。
某調査データによりますと、
毎日5時間の睡眠を続けている人は、
飲酒の項目でご説明したテストステロンの値が、
10~15%減少すると報告されています。
性欲の回復だけではありませんが、
良質な睡眠をとることを心掛ければ、
健康に良い生活を送れるはずです。
まとめ
残念ですが特殊なケースを除いて、
セックスレス夫婦で仲が良いという事例はほとんどありません。
むしろ離婚に発展するケースの方がはるかに高いのです。
もしその傾向があるなら今からでも遅くありません。
しっかりとしたセックスレス対策をたてましょう。
セックスレス解消法アドバイザー 真城 凛子
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